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2017-01-01 23:28

■ゴルセシ以心伝心 ※18禁

■ゴルセシ。以心伝心。※18禁※

「あっ……」

引き抜かれる性器。熟んだ内側を擦り、穴を押し広げながら外へと離れる。そして僕の腹の上に白濁を射った。
熱い、飛沫の感触。精液の臭い。かすれた声。

どちらからとも無く腕を差し出して、顔を寄せて、ゆっくりと深く口付けた。繋がりを解いた喪失感みたいなものがあって、それをこうして埋め合わせるように。
射ち出した精液が、肌の上を垂れて落ちる。幾つも口付けてから荒い調子で息を吐き、息を吸い、寝台の柔らかな敷布の中にただ身体を垂らした。
湿った敷き布。まだ穴の内側が震えているのが自分で分かって、物欲しそうにしているそこが酷く恥ずかしい。そして僕は想う――ああ。中で、出して欲しかった……なんて。

(兄さんを、最後まで全部感じていたい)




汗染みた肌。酷く熱くて、零れる呼吸と上下する胸。恥ずかしい、とは思いながらも息苦しさに声を漏らして喘いでしまう。
だらしない姿だ、けれどお互い様だと甘えてしまって良いだろうか。衣服なんて、下着一つも身に着けてはいない。




互いへ手を伸ばして触れて、キスをして、脱ぎ散らかした下着を蹴って腕を足を絡めて。
奥をさする兄さんの指。欲しいと訴えたのは僕。兄さんの指が中に埋まる、その痛み、広げられる動き。

(兄がそれをしてくれているのだ)

感動、感激のような、泣いてしまいそうな思い。後ろめたさや羞恥と、ただ熱を上げる身体と。兄さんの体温、呼吸、その低い声音。垂れた髪。
耳朶や首への口付け。足を抱えられて、囚われたような気分になる。
ああ。声を抑えられない、押し当てられた性器が中へと埋まる。

「にい、さん……ッ兄さ、ぁ……っ」

押し入る兄を感じながら、硬く勃起している自分の性器。筋を浮かせて、だらだらと涎を垂らしている。
気持ち良い、けれど恥ずかしい。思わず顔を隠すように口元を覆って、声を殺して、ぐっと突き入れられて竦み上がった。
兄の笑った声。可愛いな、とそう続いて、それから強く揺さぶられて――ああ、そこからは、熱い強い快感と、ただただ声を上げていた、という記憶しか無い。




熱い。息苦しい。汗で髪の先まで濡れている気がする。でも、心地好かった。
ぐったりとして寝ていると、兄さんが僕の片足を拾い、足首やふくらはぎに口を当てて吸う。寝室の淡い灯りの中で痕の残った肌身が見えて、また、かっと熱が昇った。

「や、やだ、兄さん……」

震えたのを揶揄するように、褐色の手が際どい部分までをなぞる。悪戯めいた事をする兄に、身を捻って逃げようとして、組み敷かれた。

「セシル」

兄さんの左手(そちらが兄さんの利き手だ)が、僕の頬を撫でる。そうして、また唇へのキス。柔らかく、深く、零れた唾液を舌で舐めて喉へ下して。口付けの合間に、兄は言う。

「すまないな」
「えっ……?」
「――終わりまで、欲しかった、か」

えっ。考えて、驚いた。
……まさか、意識せずに口に出していた?ああ、いや、もしかしたら、そうじゃ無い。そうでは無くて。多分、まさか。

「あっ…………ああっ!ず、ずるいよ、テレパシー……っ」

――『月の民』にはそういう力があって、念波だとかテレパシーだとか、言葉や思いを口には出さずに伝え合う事が出来るのだという……そんな事を思い出した。

(中に欲しい)

だなんて、ぼくは、ああ。そんな事を考えたのだ。
敷布を引っ張って頭からかぶって、隠れてしまいたかった。けれど、兄さんの手がそれをさせてくれない。僕は逃げられない。
僕はうろたえて騒いで、兄さんを蹴ってしまいそうになって、ごめん、と謝る。いや、とは兄さんの短い返事。それから、ずるいなどと言われても困る、と続いた。

「勝手に聴こえて来るのだから仕方ない。ならば聴かないようにしろ、と言われても……こういう時に、上手い切り替えなどが出来るものか」

ふっ、と兄さんは笑う。ああ、すまん、可笑しいとかそういう事では無い――お前が、可愛くて仕方ない。嬉しいのだと、僕の耳へ囁く。
幾つものキス。掻き乱した白い敷布の上で、裸の僕と兄さん。汗染みた肌の感触。熱い呼気と、ぬかるむ欲情の薫り。

「もっと、お前に触れたい。お前が望んでくれるのなら、応えてやりたい。何でもいい。それが、私の願いと祈りだ」
「…………」

広い掌が、僕の腰を支えた。





「……僕も。もっとちゃんと、いっぱい……欲しい。兄さん」
「ああ」




<終>
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